訪問着【小倉淳史】辻が花 カチン染め 正絹 紫茶色 袷仕立て着物 梅と葉 一つ紋

京都の染織工芸を代表する小倉家の5代目、小倉淳史の訪問着です。
数々の賞を受賞され、2019年2月には京都府指定無形文化財『絞り染』保持者に認定されておられます。

絞り染や墨のカチン染めで辻ヶ花の文様が描かれております。
着物の衽に作家物の落款が配されています。
八掛は共八掛でワンポイントの文様があります。
紋入りですのでフォーマルとしてお使いいただけます。
写真10の丹後ちりめんの余り布も一緒にお渡しします。

年齢を問わず永くお召しいただけるかと思いますので、お手持ちの袋帯と合わせてご愛用いただければ幸いです(^^)


●和色：
鴇浅葱 (ときあさぎ)色に近い、灰味の赤紫色です

●サイズ：
袷、広衿仕立て
丸に蔦の染め一つ紋入り
身丈 160cm
裄丈 65cm
袖丈 48.5cm
前幅 25cm
後幅 30.5cm
裄の縫い込み 片側約2cm
※素人の採寸ですので若干の誤差はご了承ください。

●素材：
着物、胴裏、八掛ともに正絹

●状態：
裾や袖の絞りの中にアク汚れがあります(写真9)。
胴裏の胸あたりに汚れがあります。
汚れがある中古品ということをご理解いただいた上でご購入をお願いします。

●その他、注意事項：
お使いのモニターによって見える色に違いがありますので、微妙な色を追及されている方はご注意ください。


【小倉淳史 おぐらあつし】
小倉家は、京都の染織工芸を代表する家で百三十年以上の歴史があります。
辻が花の建亮と呼ばれる小倉建亮を父に持ち、30歳代のころから重要文化財を含む染織文化財の復元、修理になんども携わり経験を積みました。
日本伝統工芸展には、毎年最新の絞り染作品を出品し高い評価を受けており、絞りの小倉の代名詞もあるほどです。
室町時代の絞り染から現代の染色作品にいたるまで幅広い知識と技術をもつ日本で唯一人といえる染色作家です。


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